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モトローラのODM戦略に異変?、台湾メーカーに打撃か


ニュース 電子 作成日:2009年9月17日_記事番号:T00017998

モトローラのODM戦略に異変?、台湾メーカーに打撃か

 
 モトローラが携帯電話のODM(相手先ブランドで設計から製造までを担当)で中国メーカーへの発注を増やし、台湾メーカーの受注に打撃が出るとの観測が出ている。17日付電子時報が報じた。

 新任のモトローラ携帯電話ODM責任者、劉飛力氏がかつて中国家電大手、TCLで要職に就いていたため同社との関係が良好なことに加え、価格競争力を向上させたいモトローラ携帯部門に対し、中国メーカーが低価格で受注を狙っているためだ。

 劉モトローラODM責任者はこのほど、北京で開催した中台の携帯電話設計、ODMメーカーを招いた会合で、モトローラの市場シェアを現行の5~6%から今後10%まで拡大するとの目標を掲げ、第2.5世代(2.5G)機種を数千万台発注すると表明している。