開業25周年を迎えたJALホテルズ直営の台北老爺大酒店(ホテル・ロイヤル・タイペイ、台北市中山北路)が、約3カ月、13億台湾元(36億6,000万円)を投じて行った全館改装工事が終了し、18日新たに営業を再開した。
プレミア・ルーム。温水洗浄便座が設置されるなど、宿泊客の快適さに細かい心配りが施されている(ホテルロイヤルタイペイ提供)
同ホテルは改装によって、重厚なヨーロッパ風からスタイリッシュな雰囲気に一新された。正面ロビーは広くなり、従来の深紅からオフホワイトを基調とした明るい雰囲気へと変貌した。内装にイタリア産大理石や水晶のシャンデリアが用いられるなど、高級感も増している。
今回新設されたプレミア・ルームは、バスとトイレが分離され、浴室に液晶テレビが備え付けられるなど、くつろぎの空間が演出されている。なお、リニューアルオープンを記念して28日まで、台湾人や居留証を持つ外国人に限り、スーペリア・ルーム(通常8,800台湾元)を1泊2,999元(約8,400円)で提供、さらに当日の空室状況によってはプレミア・ルーム(通常1万2,000元)に無料グレードアップ可能なキャンペーンが実施される。
2階に移動した和・洋・中の各種料理が楽しめるインターナショナル・ブッフェ「ル・カフェ」など、ホテル内のレストラン3店、ラウンジ1店に加え、会議室や屋外プールなども改装が施され、飲食メニューも充実した。