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8月の台北市の不動産取引、4.7%減少


ニュース 建設 作成日:2009年9月18日_記事番号:T00018016

8月の台北市の不動産取引、4.7%減少

 
 台北市地政処が17日発表した8月の不動産所有権の移転登記件数は6,306件となり、前月比4.7%減少した。不動産価格の高騰や、大きな買い物を控える習慣のある旧暦7月の「鬼月」が始まったことが要因とみられ、2カ月連続の減少となった。18日付工商時報が報じた。

 不動産仲介大手、永慶房仲集団の黄増福研展部協理によると、8月の不動産売買成約数は前年同月に比べ大幅に増加したものの、前月比で増加したのは信義区、中山区、中正区、万華区、士林区のみだった。9月も引き続き減少が予想される。

 信義房屋の蘇啓栄・不動産企画研究室経理によると、今年5月まで累計不動産所有権移転登記件数は前年同期比30~40%減で推移していいたが、1~8月の累計では同13.5%減まで縮小し、特に松山区および南港区は前年同期比でプラスとなっている。