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作成日：2009年9月18日_記事番号：T00018017
太陽電池のジンテック、原料価格抑制に成功
太陽電池大手の昱晶能源科技（ジンテック・エナジー）は17日、米ＭＥＭＣエレクトロニック・マテリアルズからの原料調達契約を見直したことを明らかにした。ジンテックが生産能力の３分の１をＭＥＭＣ向けの太陽電池生産に割り当てることを条件に、ＭＥＭＣはジンテック側にスポット価格で多結晶シリコンを提供する。18日付工商時報が伝えた。
ジンテックは2005年にＭＥＭＣと期間10年、総額1,000億台湾元（約2,800億円）の多結晶シリコン調達契約を結んだ。当時は多結晶シリコンが供給不足で、安定供給とコスト抑制の面で有利な契約だった。しかし、昨年第４四半期以降、多結晶シリコン価格が下落したため、ジンテックは逆に高値での原料調達を迫られ、上半期に赤字に転落していた。
