ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年9月18日_記事番号:T00018019
義聯集団(Eユナイテッド・グループ)がベトナムで進める大規模製鉄所建設計画はくわ入れを行ったのち2年にわたって着工が遅れているが、林義守同社董事長は17日、来年第1四半期にも着工できるとの見通しを示した。18日付経済日報が伝えた。
同計画はベトナム中部の港湾都市、ダナンの経済特区480ヘクタールの土地に「広聯大鋼廠」として年産700万トンの製鉄所を建設する。投資総額は35億米ドル。2007年10月のくわ入れ当時は好況のため設備費用や原料価格が高騰、人材募集も困難となり延期を余儀なくされた。昨年も金融危機で世界経済が低迷したため、着工に至らなかった。
林董事長によると、このほどベトナム当局から▽第1・第2期の土地について同時に契約・引渡しを行う▽導入するエンジニアの人数に上限を設けない▽建設に必要な資材・設備は免税とする──で合意を取り付けた。設備は中国から、専門人材は台湾と中国から導入する考えだ。林董事長は「鉄鋼景気は底を打ち、設備調達も鉄鋼メーカーに有利な条件となっている」と建設再開の理由を語った。
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