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南亜科技、供給不足でDDR2値上げ


ニュース 電子 作成日:2009年9月18日_記事番号:T00018026

南亜科技、供給不足でDDR2値上げ

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAMメーカー、南亜科技の白培霖副総経理は17日、DDR2の供給が大幅に不足しているため、1ギガバイト(GB)製品のオファー価格が既に2米ドルに達していることを明らかにした。今後もさらに値上げの余地があるという。18日付経済日報が伝えた。

 DDR2は需要の高まりで、9四半期ぶりの大幅な不足が生じている。南亜科技では現在、受注量の6割しか出荷できていないという。

 なお、半導体チップのオンライン取引を仲介する集邦科技(DRAMエクスチェンジ)の最新スポット価格によると、1GBeTTの平均価格は1.7米ドルだ。白副総経理は「大手メーカーが今月末に決算を迎えるためスポット価格の上昇が抑えられているが、契約価格が大きく上昇する中、今後スポット価格も値上がりする」との見通しを示した。

 白副総経理はまた、DDR3市況も回復をみせており、今後2~3カ月のDRAM景気の見通しは楽観できると指摘した。