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政策金利据え置きへ、米ゼロ金利維持で


ニュース 金融 作成日:2009年9月21日_記事番号:T00018038

政策金利据え置きへ、米ゼロ金利維持で

 
 米連邦準備制度理事会(FRB)は24日(台湾時間)に連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、ゼロ金利政策の維持を決定する見通しだ。これを受け、台湾の中央銀行も同日、第3四半期の理事監事会合を開くが、金融界では米国が利上げに踏み切らない以上、台湾の政策金利は過去最低水準の1.25%に据え置かれるとの見方が大勢だ。21日付蘋果日報が伝えた。

 市場関係者は、台湾の低金利環境が少なくとも来年上半期まで続くとみている。宝華経済研究院の梁国源院長は「FRBや欧州中銀に動きがない以上、台湾が率先して利上げを行うとは思えない」と指摘。永豊金融控股の黄蔭基チーフエコノミストも「中銀はFRBや欧州中銀の出方を見守るはずだ。早くても来年第2四半期になるのではないか」と語った。