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ファミマのパン売上高、今年6割成長目指す


ニュース 食品 作成日:2009年9月21日_記事番号:T00018042

ファミマのパン売上高、今年6割成長目指す

 
 台湾ファミリーマート(全家便利商店)は19日、調理パンの新シリーズ「超有料」を発表した。同シリーズは、神戸屋(本社・大阪市東淀川区、桐山健一社長)から技術を導入、提携先の華福食品による5カ月の試作期間を経て、22日から発売する。好調な販売が続く菓子パン「超極餡」と調理パン「超料理」の両シリーズや、8月末発売の野菜や雑穀を使ったシリーズ「超健康」と合わせ、今年通年のパン売上高で前年比6割増の15億台湾元(約42億円)を目指すとしている。19日付工商時報が伝えた。

 全家の張仁敦総経理は、原料価格高騰などにより昨年多くのパン店が閉店に追い込まれ、コンビニエンスストアでパンを購入する消費者が増えたため、戦略商品として開発に取り組んだと述べた。新鮮さとおいしさを実現し、消費者にコンビニでもおいしいパンが作れることを知ってもらいたいとしている。

 同社は昨年、入れたてコーヒーや弁当、おでんなどを含む調理済食品で40億元を売り上げ、うちパンの比重は最大の22.5%を占めた。今年はこれをさらに25~30%へと高めるためキャンペーン活動も強化する計画だ。