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TCLの液晶テレビ新工場完成、奇美電と協力強化も


ニュース 家電 作成日:2009年9月21日_記事番号:T00018047

TCLの液晶テレビ新工場完成、奇美電と協力強化も

 
 中国家電大手のTCL集団(本社・広東省恵州市)は16日、液晶テレビ用パネルモジュールとテレビ本体の組み立て工程を一体化した新工場の落成式を行った。同社は台湾企業を含む提携相手との協力を強化し、生産規模の拡大に努めていく意向で、落成式には奇美電子(CMO)の廖錦祥董事長も出席したため、今後、奇美電子とTCLの関係強化が進むのではないかとの見方を市場関係者は強めている。19日付経済日報が伝えた。

 TCLは奇美電子の主要取引先の一つで、中国市場は奇美電子の液晶パネル出荷量の40%を占めている。

 TCL集団は現在、総額26億人民元(約348億円)を投じ、液晶産業パークの建設を進めており、今回完成した一体化工場は第2期に当たる。2010年初めには15~55インチの液晶テレビの生産台数が年300万台に達する見通しだ。