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自動車メーカー各社、受注好調でライン稼働延長【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年9月21日_記事番号:T00018048

自動車メーカー各社、受注好調でライン稼働延長【表】

 
 9月前半は、自動車や住宅など大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月の「鬼月」に当たったが、自動車市場では1営業日当たりの販売台数が350台(交通部数拠所統計)となり好調を維持した。このため「鬼月」明けの現在、自動車メーカー各社には納車待ちの受注がたまっており、稼働時間を延長して消化を急いでいる。なお年初から9月15日までの累計販売台数は17万5,989台と、前年同期比2.20%減となった。19日付工商時報が伝えた。
 
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 中華汽車工業は1,000~2,000台の納車待ちのため、生産ラインで平日2時間残業のほか、19日は休日出勤も実施した。

 台湾ホンダは1,600台が納車待ち。陳俊亮助理協理は、第4四半期は前年同期比20%成長するとみて、年内は月間2週の休日出勤を実施して対応する構えだ。

 国瑞汽車の桃園県中レキ(土へんに歴)工場は今週から残業を30分から1時間に延長し、福特六和汽車は毎週水~金曜日の稼働時間を1時間延長する。

 業界関係者によると、数千台とみられる台風8号(アジア名・モーラコット)被害で浸水した車両のうち2割が買い替えられる可能性がある上、株価上昇や景気回復への期待感で、消費者の購買意欲が高まっているという。