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作成日:2009年9月21日_記事番号:T00018050
台湾メーカーのスマートフォン、Q4に1GHz時代突入
宏碁(エイサー)と宏達国際電子(HTC)が第4四半期、初めて1ギガヘルツ(GHz)で動作するクアルコムの「Snapdragon(スナップドラゴン)」チップセットを搭載した大画面スマートフォンの発売を予定しており、台湾メーカーのスマートフォンは、間もなく「1GHz時代」に突入することになる。21日付電子時報が報じた。
エイサーが発売する新型スマートフォン「F1」は同社の今年の最上位機種となり、OS(基本ソフト)にマイクロソフトの「Windows Mobile(ウィンドウズ モバイル)6.5」を採用、ディスプレイは500万画素の3.8インチ型タッチパネル、Wi-Fi、GPS、ブルートゥース2.1などの機能を搭載する。従来予想の340英ポンド(約5万円)を下回る価格で市場の反応を図る方針とされる。
HTCの1GHz機種「Leo」もOSに「Windows Mobile 6.5」を採用、4.3インチのマルチタッチパネル、GPS、加速度センサー、オートフォーカス機能付きのデジカメなどを備える。
華碩電脳(ASUS)や英業達(インベンテック)も「Snapdragon」機種の開発を進めているが、量産時期は来年上半期となりそうだ。