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サムスンにシャープ特許侵害判決、台湾メーカーに追い風


ニュース 電子 作成日:2009年9月21日_記事番号:T00018054

サムスンにシャープ特許侵害判決、台湾メーカーに追い風

 
 シャープが韓国のサムスン電子に液晶関連の特許を侵害されたとして提訴していた問題で、米国際貿易委員会(ITC)はこのほど、シャープ側の主張を認める仮決定を下した。この結果、サムスン製品は米国での販売が差し止められる可能性が強まり、関連メーカーが友達光電(AUO)、奇美電子(CMO)からの液晶パネルを調達する動きを見せている。21日付工商時報が伝えた。

 台湾の液晶パネルメーカーは、ウォン安の影響で韓国メーカーに押され気味だったが、現在は特許紛争の影響で、台湾メーカーに思わぬ追い風が吹いている格好だ。

 AUOの彭双浪副総経理は「今回の閑散期はソフトランディングできる可能性が極めて高い」と述べた。