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璨円光電、来年は数倍に増益も


ニュース 電子 作成日:2009年9月21日_記事番号:T00018055

璨円光電、来年は数倍に増益も

 
 発光ダイオード(LED)エピタキシャルウエハーおよびチップメーカーの璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)は、液晶テレビ用LED市場の急成長に応じ、生産能力拡張に取り組んでいる。同社は液晶テレビ受託生産大手の瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)から高単価LEDチップの受注を獲得したことで粗利益率が3割に達し、来年の利益は今年の数倍に成長する可能性もあると証券会社はみている。19日付蘋果日報が伝えた。

 同社は有機金属気相成長法(MOCVD)装置を年末までに11台増設するほか、来年も10台増設し、来年中に計48台とする見通しだ。

 ディスプレイサーチの統計によると、来年バックライトにLEDを採用した液晶テレビの、世界全体の出荷台数は約1,500万台となる見込み。アムトランの呉春発董事長は、来年上半期の同製品出荷台数を300万~400万台と予測し、LEDの川上メーカーやパッケージング業者との提携は必須だと表明している。