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党規の汚職条項撤廃論、謝長廷氏が反対


ニュース 政治 作成日:2007年7月31日_記事番号:T00001806

党規の汚職条項撤廃論、謝長廷氏が反対


 民進党の総統候補者、謝長廷氏は7月30日、自身の高雄市長在任中の汚職疑惑で検察が捜査を進めている状況を受け、党内の一部から刑事事件で起訴された場合の党員資格停止を定めた党規から汚職条項を撤廃すべきとの意見が出ていることについて、「汚職条項の撤廃は台湾の民主と法治を傷つけるものだ」と述べ、反対意向を明確にした。

 これに先立ち、野党国民党は、総統候補の馬英九氏が台北市長時代の特別費疑惑で起訴されることで、総統選に出馬できなくなる事態を避けるため、一審で有罪判決を受けるまで公職立候補ができるように党規の汚職条項を修正している。

 謝候補は「国民党は確信犯的に汚職条項を見直したが、これを戒めとしなければならない。台湾を守ることが候補者を守ることより重要だ」と強調した。