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台湾の大企業グループ12社、後継問題に直面=天下雑誌【表】


ニュース その他分野 作成日:2009年9月22日_記事番号:T00018063

台湾の大企業グループ12社、後継問題に直面=天下雑誌【表】

 
 経済誌「天下雑誌」は21日、台湾の時価総額上位30位の企業グループのうち40%に当たる12社が経営陣の後継問題を抱えているとの調査結果を発表した。22日付蘋果日報が伝えた。
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 同誌が挙げた企業には、台塑集団(台湾プラスチックグループ)、台湾積体電路製造(TSMC)、中国信託金融控股、長栄集団(エバーグリーン・グループ)など。12社のうち9社の経営陣は60代、2社は70代、1社は80代だった。

 台湾の大企業は一族経営が目立つことで知られ、同誌は台プラグループの経営者一族7人による後継体制を引き合いに出し、「後継者が60歳以上というのでは高齢すぎる」と指摘している。

 調査結果に対しては、「経営者の功績は誰もが知るところだ」(TSMC)、「専門的な経営幹部が会社経営に当たっており、後継問題はない」(長栄集団)、「創業者が集団指導による後継体制を既に固めており、後継問題とは何を指すのか」(台プラ)など、世代交代にはやや消極的な反応が目立った。