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王毅・国台弁主任、ECFA交渉開始の遅れ示唆【表】


ニュース その他分野 作成日:2009年9月22日_記事番号:T00018065

王毅・国台弁主任、ECFA交渉開始の遅れ示唆【表】

 
 中国国務院台湾事務弁公室の王毅主任(閣僚級)は21日、「中台間の金融監督に向けた覚書(MOU)は締結に向けスケジュール通り進めるが、『両岸経済協力枠組み協議(ECFA)』は両岸(中台)の準備が整ってはじめて、速やかな話し合いが可能になる」と述べ、ECFAの交渉開始が遅れることを示唆した。政府関係者が匿名を条件に語ったところによると、王主任の発言の背景にはダライ・ラマ14世の訪台問題があるという。22日付蘋果日報が伝えた。
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 これに対し経済部関係者は「10月のECFA交渉開始という目標に変わりはない」と強調し、同部国際貿易局(国貿局)の黄志鵬局長も「事前折衝は中断することなく進んでいる」と表明した。また、行政院金融監督管理委員会(金管会)の陳冲主任委員は「王主任の発言の意図は不明瞭だが、MOUは順調に行けば年内に署名できる」と述べた。