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平潭港の「自由港」整備、福建省が本格始動


ニュース 運輸 作成日:2009年9月22日_記事番号:T00018066

平潭港の「自由港」整備、福建省が本格始動

 
 中国福建省政府は、今月から同省沿岸の平潭島を台湾向けの自由港(フリーポート)として整備していくことを視野に「平潭大開発計画」に着手した。22日付経済日報が香港紙文匯報を引用し伝えた。
 
 中国側は平潭島を「総合実験区」として位置づけ、海関(税関)総署が既存の保税区を超える自由度を認める「特殊監管区」の設置に向けた検討に入った。特殊監管区の建設地は既に決定し、インフラ整備作業が始まっている。特殊監管区は5年後をめどに同島全体に拡大される予定だ。当局者は平潭島全体をフリーポート化することを視野に入れている。

 ただ、現地のインフラ整備はまだ十分とは言えず、台湾企業による進出が増えるのはまだ先となりそうだ。