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証取統合再編計画、金管会が白紙化


ニュース 金融 作成日:2009年9月22日_記事番号:T00018070

証取統合再編計画、金管会が白紙化

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は21日までに、証券取引所、先物取引所、店頭市場、清算決済機関の台湾集中保管結算所を「台湾交易所控股公司」として統合し、株式を上場させるという再編構想を白紙化することを決めた。22日付経済日報が伝えた。

 金管会はアジア各国の証取再編が目立った効果を上げておらず、コスト削減は主に人員削減によるものだったとし、「組織の統合は必ずしも必要なく、機能の統合を行えばよい」との結論に達した。金管会の証取再編構想は当初から人員削減を行わないことを前提にしており、組織を統合してもコスト削減効果は薄いと判断した。

 証取再編に向けた関連法案は、既に立法院で審議入りしているが、廃案となる可能性が高まった。