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作成日：2009年9月22日_記事番号：T00018078
明基友達・李董事長、「中国液晶テレビ市場は好調」
明基電通（ＢｅｎＱ）および友達光電（ＡＵＯ）の李焜耀董事長は21日、中国の夏休みシーズンの需要は、ＩＴ（情報通信）機器市場ではそれほど振るわなかったが、液晶テレビは年初から好調が続いているとの認識を示した。また、10月１日から始まる中国国慶節連休に向けた在庫補充の動きも良好だと述べた。22日付経済日報が伝えた。
李董事長は、中国ではここ２年、新卒者の就職難が続いており、これが卒業シーズン後の夏休みのＩＴ製品需要に影響を与えたと説明した。ただ、液晶テレビだけはこの傾向に当てはまらないと強調した。
また、現在中国で日中韓の液晶パネル各社が相次いで進める工場建設計画について、中国での計画進行はスケジュール通りにいかないのが常で、困難を伴うとの見方を示した。シャープが亀山工場の旧設備を移設して進める南京中電熊猫液晶顕示科技の第６世代工場については、技術の提供によって材料を確保するという提携効果を実現できるかどうかは今後観察が必要と述べた。
