ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

東芝ネットブックが米国で好調、コンパルに恩恵


ニュース 電子 作成日:2009年9月22日_記事番号:T00018083

東芝ネットブックが米国で好調、コンパルに恩恵

 
 東芝の低価格ノートパソコン(ネットブック)が米国市場で好調なことから、受託生産を受け持つ仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が恩恵を受けている。22日付電子時報が報じた。

 市場調査機関の調査によると、東芝は第2四半期、同社ノートPC出荷全体の40%近い130万台を米国市場で出荷。そのうちネットブックが10%以上を占めた。ネットブック参入が遅かったにもかかわらず、東芝が急激な追い上げをみせているのは、インターネット通信販売のアマゾンや、米家電販売チェーン最大手のベスト・バイ、通信キャリアとの提携による幅広い販路を構築したことが奏功したためとみられている。

 東芝の好調は第3四半期、コンパルに月20万~30万台の出荷をもたらしたとみられる。陳瑞聡コンパル総経理は先日、今年はネットブックに注力しており、東芝のほか、ヒューレット・パッカード(HP)や宏碁(エイサー)からの受注による恩恵も期待できると語っている。