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8月失業率6.13%、過去最高を更新【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年9月23日_記事番号:T00018095

8月失業率6.13%、過去最高を更新【図】

 
 行政院主計処が22日発表した8月の失業率は6.13%で、前月から0.06ポイント上昇して過去最悪を更新した。8月の失業者数は、前月比2万7,000人増の67万2,000人。扶養家族など失業の影響を受ける人の数も前年同月比49万人増の141万人に達し、いずれも過去最悪を更新した。長期失業者数も5,000人増の10万5,000人で、2004年1月以来の最悪を記録した。23日工商時報などが伝えた。
 
T000180951

 
 主計処第四局の劉天賜副局長は、現在、景気は回復傾向にあるが、失業率は回復から半年たたないと改善はみられないと指摘。失業率は9月にやや持ち直すと見込まれるものの、明らかな改善は来年上半期までは期待できず、金融危機前の4%台回復は11年になると指摘した。

 台湾の失業率は、▽韓国、3.8%▽香港、5.4%▽シンガポール、3.3%──の旧NIESの4カ国・地域でも最悪となっている。