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中台直航定期便、利用振るわず


ニュース 運輸 作成日:2009年9月23日_記事番号:T00018101

中台直航定期便、利用振るわず

 
 中台直航便が従来のチャーター便から定期便に格上げされて3週間がたったが、平均搭乗率は58.6%と不振だ。特に不振なのが▽重慶、30.5%▽大連、38.3%▽武漢、39.4%──などの地方都市で、いずれも4割を下回っている。主要都市は▽上海、72.4%▽北京、55.8%▽広州、63.2%──などで当初の期待をはるかに下回っている。23日付経済日報が報じた。

 こうした現状について交通部民用航空局(民航局)の李龍文局長は、中台直航便は定期便化に伴い便数が108便から270便に、中国側の就航拠点は27都市に拡大したため、供給(座席数)に対し需要(利用者)が直ちに追い付かないことが原因と指摘した。さらに、夏休みシーズンの終了や、新型インフルエンザ(H1N1型)の流行、台風8号(アジア名・モーラコット)の被害なども理由に挙げた。既に減便を行っている航空会社もあるという。

 なお、搭乗率が高い路線は、▽ハルピン、80.1%▽南昌、80.1%▽貴陽、78.9%▽海口、77.5%──など。