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台北市の不動産取引件数、2カ月連続で減少


ニュース 建設 作成日:2009年9月23日_記事番号:T00018105

台北市の不動産取引件数、2カ月連続で減少

 
 台北市政府および不動産仲介大手、永慶房仲集団の統計資料によると、8月の台北市の不動産売買による建物移転登記件数は前月比4.7%減の6,306件で、今年ピークとなった6月の7,039件から連続2カ月で減少した。聯合線上(UDNドットコム)が22日伝えた。

 行政区別では、12行政区のうち中山、信義、中正、万華、士林の5区で前月比増となったほかはすべて前月比減となった。特に大安区では前月比3割減と落ち込みが激しかった。同区の平均坪単価は1月の37万台湾元から8月には54万7,000元(約154億円)と47%上昇しており、値下げを望まない売り手と、値下げが妥当とみる買い手との認識のギャップが、取引件数の減少につながったもようだ。

 8月の取引件数が市内最高だったのは中山区で1,123件だった。永慶の調べでは、同区はワンルームなど面積の小さい物件が多く、単価が低いため、初めて物件を購入する層の人気を集めたもようだ。