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味全、華東に第2工場設置へ 【表】


ニュース 食品 作成日:2009年9月23日_記事番号:T00018107

味全、華東に第2工場設置へ 【表】

 
 食品大手、味全食品工業の魏応充董事長は22日、中国市場開拓戦略の一環として、華東地区に2基目の工場を新設する方針を明らかにした。杭州工場が需要に応じきれなくなったため、生産能力を拡充することが目的だ。投資額は最低10億台湾元(約28億円)、来年から稼動させる計画だ。23日付工商時報が伝えた。
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 魏董事長によると、中国事業ではこのほか、冷蔵業務を北京や広州に進出させ、3~5年内に両地区での工場新設も検討している。また、敷島製パン、伊藤忠商事と合弁で行う中国での製パン事業は、現在工場建設を進めており、来年9月に稼動予定だという。

 魏董事長はまた、彰化商業銀行が売却を予定している新燕実業の社有地(台北県三重市、1万5,800坪)について、入札に参加する予定であることを初めて明らかにした。同社はこの土地の彰化銀に次ぐ抵当権者でもある。