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カーディル議長の訪台、「週末までに結論」=総統府


ニュース 政治 作成日:2009年9月24日_記事番号:T00018120

カーディル議長の訪台、「週末までに結論」=総統府

 
 亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長が訪台意欲を示していることについて、総統府の関係者は「この2日間で総統府と行政院の幹部が議論する。週末までには結論が出るはずだ」と語った。24日付中国時報が報じた。

 台湾独立支持のブラックメタルバンド、閃霊楽団(ChthonicC)のボーカルリスト、Freddy(林昶左)は23日、ワシントンでカーディル議長に直接訪台を要請。カーディル議長はこれに同意し「12月が都合がいい」と答えたという。

 中国は台湾でのカーディル議長の記録映画の上映にさえ不快感を示しており、馬英九政権に受け入れ拒否を迫る公算が高い。中台間の摩擦要因になることは確実で、馬政権にとって頭の痛い事態となりそうだ。

 この問題について蔡得勝・国家安全局長は、「中国が最も恐れるのは、台湾とウイグル、チベットの独立派が結託することだ。中国の21世紀の最大の課題は民族問題で、懸念するのは当然だ」という見解を示した。