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8月の輸出受注額、予想外の前月比減【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年9月24日_記事番号:T00018122

8月の輸出受注額、予想外の前月比減【図】

 
 経済部が23日に発表した8月の輸出受注額は、7月に比べ1.1%減の282億9,000万米ドルにとどまり、年初以降一貫して続いていた成長が止まった。前年同月比でも7月の8.77%減から8月は11.96%減と、マイナス幅が拡大した。24日付蘋果日報が報じた。
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 これについて黄吉実・経済部統計長は、「ウインドウズ7の10月発売を前に購買意欲が一時的に停滞したことと電子部品の供給不足が原因」と分析し、「跳躍の前にかがんでいる状態で、早ければ10月には年成長率がプラスに転じる」と予測した。

 8月の輸出受注額のうち電子製品は、前年同月比12%減の67億9,300万米ドルで製品別最高となったが、減少額も最大だった。また工作機械を主とする機械類は、依然景気回復が見られず、前年同月比の減少幅が過去10カ月で最大の27.02%に拡大した。

 輸出先別では中国向けが前年同月比7.27%増の85億4,500万米ドルと、唯一プラス成長を記録した。

 今年1~8月の輸出受注額累計は、前年同期比19.95%減の1,968億6,000万元となった。