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タクシーの値下げ競争激化、深夜100元以上で半額も


ニュース 運輸 作成日:2009年9月24日_記事番号:T00018123

タクシーの値下げ競争激化、深夜100元以上で半額も

 
 タクシー業界で値下げ競争が激化し、相次いで各種割引サービスが登場する中、台北を中心に展開する青渓無線電計程車はこのほど、午後11時から翌日午前6時までの深夜時間帯において、電話での配車を依頼した場合、運賃のうち100台湾元(約283円)を超えた部分の費用を半額にするサービスを開始した。割引開始から1週間で、利用者が2割増加したという。24日付自由時報が伝えた。

 青渓のサービスは、深夜割り増し料金の20元を加算した運賃に対して適用され、割引後5元未満となる部分については、5元に切り上げる。 

 李文元同社襄理(アシスタントマネジャー)は、「空車で効率が落ちるよりは薄利を取る方針だ」とし、「大手(台湾大車隊)が3割引き(配車利用の100元を超える料金に適用)を行えば、それより割引率を上げるしかない」と説明した。

 このほか中泰衛星は、時間を問わず、配車利用で台北市から台北県へ移動する場合、100元を超えた分について4割引きとしている。同社タクシーは台北県から台北市への利用が多く、復路の空車率低減を狙ってのサービスだ。