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台湾系銀行の香港支店、人民元業務可能に


ニュース 金融 作成日:2009年9月25日_記事番号:T00018152

台湾系銀行の香港支店、人民元業務可能に

 
 中央銀行の彭淮南総裁は24日、台湾系銀行の香港支店が中国銀行香港支店と為替決済協定を結ぶことに中国人民銀行(中国の中央銀行)が同意したことを明らかにした。これにより、香港島と九龍半島にある台湾系銀行19行の香港支店は、人民元の預金、送金業務に参入できる見通しとなった。25日付工商時報が伝えた。

 彭総裁は中台間の直接的な為替決済について、「一歩一歩進める。香港の部分は既に解決した」と述べた。

 台湾系銀行の香港支店はこれまで人民元業務が認められていなかったため、企業が持ち込んだ人民元建ての手形を買い取れないなど、進出台湾企業向けの金融サービスにネックを抱えていた。解禁後は人民元建ての預金、送金業務が可能になるが、人民元建て融資は解禁されない。 

 彰化銀行、第一銀行の幹部は、関連手続きを踏み、年内にも香港での人民元業務を開始したいと説明した。