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中石化が参入へ、中国の石炭化学事業


ニュース 石油・化学 作成日:2007年7月31日_記事番号:T00001816

中石化が参入へ、中国の石炭化学事業


 中国石油化学開発(CPDC、台北市)が、台湾企業として初めて中国当局より石炭化学事業への参入許可を得た。近く経済部投資審議委員会に申請書を提出し、8カ月以内に台湾政府の許可を受けたい意向だ。

 同社は石炭の産出量が豊富な河北省膠州湾に工場を建設する計画。初期段階では石炭を利用して一酸化炭素と水素を生産し、プロピレンを調達してカプロラクタム(CPL)を生産する。また、代替エネルギーとして注目のメタノールの生産も計画している。業界関係者の試算によると、河北省で年間生産能力10万~15万トンのカプロラクタム工場を建設するには、少なくとも100億台湾元以上の投資が必要になる。

 今回は中国・神華集団も同時に石炭化学事業への参入許可を受けている。7月31日付経済日報が伝えた。