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中台間の海底ケーブル、需要が増大


ニュース 電子 作成日:2009年9月25日_記事番号:T00018165

中台間の海底ケーブル、需要が増大

 
 海底通信ケーブル大手、パックネットのバーニー最高経営責任者(CEO)は24日、中台交流の活発化で、中台間の海底ケーブルの通信容量需要が今年下半期以降、爆発的に増大していると指摘した。25日付工商時報が伝えた。

 業界では中台間の海底ケーブル需要が台湾側で30%、中国側で50%増大するとの予測があり、2012年には現在の通信容量が不足する可能性があるという。

 同社の林逸平大中国区担当総裁は、「金融業による通信容量の購入が増え、特に上海と深圳での需要が目立つ」と指摘した。同社は今年の売上高が前年比で15%以上伸びると見込んでいる。

 また、同社の蔡明志台湾地区総経理は、「台湾では金融、物流、IT(情報技術)の3業種で中国での拠点開設が活発だ。中国側では第3世代携帯電話のデータ通信増加で回線需要が増えている」と指摘した。