ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

エピスターとフィリップス、高輝度LED特許訴訟で和解【図】


ニュース 電子 作成日:2009年9月25日_記事番号:T00018174

エピスターとフィリップス、高輝度LED特許訴訟で和解【図】

 
 発光ダイオード(LED)大手の晶元光電(エピスター)は24日、フィリップス・ルミレッズとの間で係争中だった特許訴訟で和解が成立し、技術使用許諾を獲得したと発表した。25日付経済日報が伝えた。
T000181741

 
 問題となっていた特許は、自動車、屋外看板、交通標識などに使用される高輝度、超高輝度の4元系赤色LEDの生産に関連する技術。エピスターは現在、同特許を使った高輝度LEDを月産1億6,000万個、超高輝度LEDを同3億個生産しており、利益率が高い超高輝度LEDは来年30%の増産を計画している。

 両社の特許紛争は2005年に始まり、米国際貿易委員会(ITC)での係争を経て、現在は米連邦地裁で審理が行われていた。フィリップスは過去にさかのぼって、エピスターの特許侵害を提訴する構えも見せたが、最終的には双方が歩み寄り和解が成立した。