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雲林県の立法委員補選、民進党候補が圧勝


ニュース 政治 作成日:2009年9月28日_記事番号:T00018181

雲林県の立法委員補選、民進党候補が圧勝

 
 雲林県第2選挙区で、前回の立法委員選挙で勝利した張碩文氏(国民党)が票の買収により裁判所から当選無効の判決を下されたことに伴う補欠選挙が26日行われ、民進党の劉建国候補が7万4,272票(58.81%)を獲得して圧勝した。投票率は45.8%だった。27日付自由時報などが報じた。
 
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劉候補は「雲林県の派閥政治に民主政治が勝利した」と有権者への感謝を語った(26日=中央社)
 
 泛藍陣営は国民党公認の張艮輝候補と無所属の張輝元候補に分裂し、張艮輝候補が2万9,278票(23.18%)、張輝元候補が2万2,747票(18.01%)で、2人合わせても5万2,025票と、全回張碩文氏が獲得した7万9,139票を約34%下回った。この結果については、台風8号(アジア名・モーラコット)での対応不手際など馬英九政権への不満や、失業率の上昇など好転がみられない経済状況への不満などと分析されている。

 今回の結果については王金平立法院長が「年末の県市長選挙への衝撃は免れ得ない」と語るなど、国民党最高幹部は一様に危機感をもって受け止めている。