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中科二林園区の環境評価、行政院が年内完了に期待感


ニュース その他分野 作成日:2009年9月28日_記事番号:T00018182

中科二林園区の環境評価、行政院が年内完了に期待感

 
 林中森・行政院秘書長は25日、中部科学工業園区(中科)二林園区(彰化県)の着工遅延問題に関する会合で、関係官庁に対し、環境保護団体が指摘した問題の早期解決を促すとともに、年内に環境影響評価が完了することに期待感を示した。26日付工商時報が伝えた。

 林秘書長は同日、経済部、行政院国家科学委員会(国科会)、中科管理局、行政院農業委員会(農委会)、行政院環境保護署などの官庁の代表を集め、善後策を協議した。

 二林園区では、友達光電(AUO)の第11世代工場をはじめ、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)、中華映管(CPT)などの進出が予定されているが、環境影響評価の遅れで着工のめどが立たない状況となっている。

 一方、同園区での工業用水確保問題では、経済部水利署が周辺で大度堰(せき)の建設を進めており、2016年から工業用水の供給を開始する見通しだが、周辺では農業用水の確保などに影響が出ないか依然として懸念が残っている。