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第4原発の工事遅延、追加予算402億元


ニュース 公益 作成日:2009年9月28日_記事番号:T00018184

第4原発の工事遅延、追加予算402億元

 
 台湾電力が建設中の第4原子力発電所(台北県貢寮郷)で、運転開始がさらに遅れる見込みとなり、同発電所に402億台湾元(約1,100億円)の追加予算が投入される見通しとなった。これにより、建設費の総額は2,737億元に達し、当初予算を既に1,000億元以上上回った。28日付工商時報が伝えた。

 呉敦義行政院長は先週までに、1号機の運転開始時期を今年7月から2011年12月15日まで2年5カ月延期することに同意した。工期は実に15年に達することになった。工期延長と追加予算の投入は3回目となる。

 呉行政院長は工事期間延長に原則として同意する一方で、経済部に対し、工事遅延の原因や責任の所在に関する報告書の提出を求めた。

 台湾電力の陳貴明董事長は「年末の機器系統の試験が正常に進めば、11年末の運転開始は可能と確信している」と強調した。