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士林電機のスマートメーター、ファミマで採用へ


ニュース その他製造 作成日:2009年9月28日_記事番号:T00018192

士林電機のスマートメーター、ファミマで採用へ

 
 士林電機は26日、電力量を管理しクーラーの冷気などを自動調整するデジタル電力メーター、「スマートメーター」の製品化に向け、特許を保有する工業技術研究院(工研院)および店舗での採用を計画する台湾ファミリーマート(全家便利商店)と提携契約を締結した。26日付工商時報などが伝えた。

 士林電機は、台湾はこれまでデジタル電力メーターを輸入に頼っていたが、同社は台湾で初めて生産に成功し、しかも低コストで競争力が高いと自信を見せた。

 士林電機のスマートメーターは既に台湾電力の認証を取得し、商品化テストを行っている。2011年ごろから、従来型との世代交代が進むとみられ、事業者から家庭まで幅広い市場で、370億台湾元(約1,020億円)に上る商機が見込めそうだ。

 ファミリーマートは、これまで156店舗に省エネコントロールシステムを設置していたが、来年は300店舗まで拡大し、年間1,130万元の電気代節約が期待できると見込む。