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中鴻の鉄鋼価格、10月は横ばい


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2009年9月28日_記事番号:T00018195

中鴻の鉄鋼価格、10月は横ばい

 
 中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は25日、10月分のオファー価格を決定し、台湾域内向け、輸出向けともにほぼ横ばいとなった。中国での鉄鋼価格の急速な下落や川下メーカーの発注意欲低下を受け、価格を据え置くことで市場心理を安定させたい考えとみられる。26日付経済日報が報じた。

 中鴻の10月台湾向け価格は、熱延製品は1トン当たり1万9,200~1万9,300台湾元(約5万3,100~5万3,400円)、冷延製品は同2万2,700元、溶融亜鉛めっきは同2万3,100~2万4,100元となった。輸出向けは熱延で560~565米ドル、冷延655~660米ドル。

 ただ、同社は今月23日から来月9日まで熱延製品の生産ラインで年次保守作業の実施を予定している。このため10月の生産量は13万~14万トンと、9月の17万トンから大きく減少する見通しで、売上高、利益ともに縮小するとみられる。