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モトローラがメディアテックと連携、携帯シェア奪回目指す


ニュース 電子 作成日:2009年9月28日_記事番号:T00018197

モトローラがメディアテックと連携、携帯シェア奪回目指す

 
 携帯電話端末でシェア低下に悩む米モトローラは、価格が150米ドル以下の低価格機種の生産を外部に委託する方針を固め、委託先にはIC設計最大手、聯発科技(メディアテック)のソリューションの使用を求めることを決めたもようだ。28日付経済日報が業界関係者の話として伝えた。

 メディアテックはこれまで中国で「山寨機」と呼ばれるノーブランド携帯向けのICで高いシェアを誇っていたが、一流ブランドへの採用が課題だった。モトローラはメディアテックとの提携を通じ、携帯電話の世界シェア10%奪回を目指す戦略だ。

 モトローラ本体はスマートフォンの生産に注力し、年4,000万台以上に上る低価格機種の生産は全面的に外部委託することにした。メディアテックの製品採用は、テキサス・インスツルメンツ(TI)が携帯電話端末用ICから撤退したことも背景となっている。