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三陽工業、アモイに中国事業統括会社設置へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2007年7月31日_記事番号:T00001820

三陽工業、アモイに中国事業統括会社設置へ


 三陽工業は7月30日の董事会で、中国での調達および研究開発(R&D)を統括する三陽実業公司を福建省アモイに設立することを決定した。投資額は900万米ドル。

 現地で輸出向け生産を行っている子会社の廈杏機車を将来的に統合し、コスト削減と競争力を強化する。三陽工業は、廈杏機車や慶洲機械など中国事業が毎年赤字を計上してきたため、対策として本社内に国際調達センターや中国事業室を設立し部品調達、新車開発などの業務を統合してきた。

 昨年の赤字額は372万7,000米ドルで、前年の519万4,000米ドルから減少したものの、経営層はこの業績に依然不満で、統括会社を現地に設けることを決定した。三陽実業は、これまで国際調達センター、中国事業室が担当していた業務を引き継ぐ。7月31日付工商時報が報じた。