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元祖永和豆乳で賃貸料トラブル、店が競売に


ニュース 社会 作成日:2009年9月29日_記事番号:T00018206

元祖永和豆乳で賃貸料トラブル、店が競売に

 
 台湾中で見かける「永和豆乳」の元祖とされる「世界豆漿大王」(台北県永和市永和路)で、2人の創業者の2代目李慶余氏と王寧柔氏による店舗賃貸料トラブルをめぐる訴訟で、板橋地裁はこのほど、店舗用地(26.62坪)を競売にかけ、売却収入を等分する決定を下した。この結果、第三者が落札すれば、店が人手に渡る可能性も生じたが、28日に行われた入札では、李慶余氏が6,000万台湾元(約1億6,700万円)で店舗を落札し争いは決着した。
 
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創業者2人は姉妹を嫁にもらい、親戚関係を結ぶほど仲が良かったが、完全に過去の話だ(28日=中央社)
 
 世界豆漿大王は創業者の李雲増、王俊傑の両氏が1955年に開業したが、経営理念をめぐる対立から王氏が経営から退き、李氏は王氏に毎月35万元の店舗賃貸料を支払う形で経営を続けてきた。ところが李氏サイドが05年から賃貸料の支払いを拒否したため、訴訟に発展していた。