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8月の景気先行指数、7カ月連続の上昇 【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年9月29日_記事番号:T00018213

8月の景気先行指数、7カ月連続の上昇 【図】

 
 行政院経済建設委員会(経建会)が28日発表した8月の景気総合判断指数は前月と同じ18ポイントで、景気対策信号は3カ月連続で「後退懸念」を示す「黄青色」だった。ただ、先行指標総合指数は100ポイント(前月比1.8ポイント上昇)、同時指標総合指数は92.5ポイント(同0.5ポイント上昇)とともに7カ月連続で上昇し、経建会経済研究処の洪瑞彬処長は「景気が安定傾向にあることを示している」と分析した。29日付蘋果日報が伝えた。
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 また先行指標総合指数を構成する7項目のうち、半導体受注以外の数値はすべて前月比で上昇した。特に先行指標総合指数の年成長率6カ月移動平均は18.1%と連続7カ月の上昇となった。ただ経建会は「生産面では金融危機前の水準には達していない」と慎重な姿勢を保っている。

 なお、総合判断指数を構成する9項目のうち、小売・卸売・飲食業の売上高が前月を1ポイント下回ったが、洪処長は「8月は台風8号(アジア名・モーラコット)上陸の影響があったとみられ、台風がなければ数値はもっと高くなったはずだ」と語った。