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澎湖の海水淡水化プラント、増設を計画


ニュース 公益 作成日:2009年9月29日_記事番号:T00018214

澎湖の海水淡水化プラント、増設を計画

 
 水道公社の台湾自来水公司と経済部水利署は28日、澎湖本島にある澎湖県馬公市に1日当たり処理能力4,000トンの海水淡水化プラントを新たに建設するため、19億4,900万台湾元(約54億円)の予算を計上する方針を明らかにした。29日付工商時報が伝えた。

 この海水淡水化プラントは、馬公市井アン(アンはつちへんに安)への建設が有力で、BTO(建設・譲渡・運営)方式で運営される。事業期間は20年。澎湖諸島ではカジノ建設構想が住民投票で否決されたため、当面は同プラントが最大の公共事業となる。

 澎湖諸島では稼働中と建設中を合わせた海水淡水化プラントが同1万4,000トン規模で、今回計画されている新プラントの完成により、海水淡水化による水道供給能力は将来的に同1万8,000トンまで増える見通しだ。