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「100億元の不動産物件を買収」=新光人寿


ニュース 建設 作成日:2009年9月29日_記事番号:T00018218

「100億元の不動産物件を買収」=新光人寿

 
 新光人寿の呉家録副董事長は28日、「台北で20日以内に100億台湾元(約276億円)以上の不動産物件の買収取引が成立する」と発言した。信義区の亜太会館(アゴラガーデン・タイペイ)や、売却のうわさがある統一国際金融大楼、中国信託金融控股の本部ビルなどが買収対象の観測に上っている。29日付経済日報が報じた。

 ただ呉副董事長は、亜太会館の入札に参加するかという質問に対して「最低落札価格150億元は高過ぎる」と指摘した。150億元で買収する場合、現在の建物を取り壊して新たに高級住宅を建てた際に1坪150万元の価格を付ける必要があり、周辺の最近の取引価格100万~120万元と比較して割高という見方だ。

 なお、統一国際金融大楼については、統一集団(ユニプレジデント)の関係者が「頂新集団が台北金融大楼(台北101ビル)に入った以上、統一は同じ信義区の金融大楼と市政府駅前複合ターミナルのBOT(建設、運営、譲渡)案件の2件は推進する」と述べ、売却のうわさを否定した。