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南亜プラ、EG生産ライン故障で減産へ


ニュース 石油・化学 作成日:2009年9月29日_記事番号:T00018220

南亜プラ、EG生産ライン故障で減産へ

 
 エチレングリコール(EG)生産最大手、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の南亜塑膠工業(南亜プラスチック)が、雲林県麦寮郷の第6ナフサ分解プラント(通称六軽)内のEG生産ラインで起きた機械の故障により減産に見舞われている。今後の修理には1カ月を要するとみられ、第4四半期の利益への影響が懸念されている。29日経済日報が報じた。

 故障したのはEG生産ラインの空気分離装置4機。1機は既に復旧したものの、3機は依然停止中であり、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)のエチレンの需要にも影響が出るとみられる。

 同社のEG年産能力は144万トン。同社の減産で、東聯化学(オリエンタル・ユニオン・ケミカル=OUCC)、中国人造繊維(中繊)など他のEG生産メーカーが恩恵を受けると予想される。