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新型インフル入院第1号患者、闘病3カ月で死亡


ニュース 社会 作成日:2009年9月30日_記事番号:T00018239

新型インフル入院第1号患者、闘病3カ月で死亡

 
 新型インフルエンザ(H1N1)感染による台湾での入院第1号となった患者が、約3カ月の闘病の末、29日に死亡したことが中央流行疫情指揮中心の発表で明らかになった。この患者が死亡に至るまでの入院日数は83日間、治療期間はこれまでで最も長い約90日だった。台湾での新型インフル感染による死者は18人となった。29日付聯合晩報が伝えた。

 衛生署疾病管制局の林頂副局長によると、今回死亡した患者は台北県板橋市の34歳男性。強直性脊椎炎の病歴があり、過去に長期間ステロイドの投与を受けたことがあるため、免疫力が落ちていた可能性があるという。

 30日発表の統計では、新型インフルの入院患者はこれまでの累計で305例、現在入院中の患者は30人で、ここ2週間で増加は緩やかになっているという。ただ、林副局長はインフルエンザウイルスの繁殖には湿度のある低温環境が適しているため、今後秋から冬にかけて再度感染の勢いが増す可能性もあると注意を呼び掛けた。