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国民党内に不協和音、立委補選敗北で


ニュース 政治 作成日:2009年9月30日_記事番号:T00018240

国民党内に不協和音、立委補選敗北で

 
 26日に雲林県で行われた立法委員補欠選挙で大敗を喫した国民党で、党内の不協和音が目立っている。

 30日付中国時報などによると、12月に予定される県市長選に向けては、候補一本化作業に次々と失敗。嘉義県長選には、地元の実力者で嘉義県議会の蕭登標前議長が無所属で出馬意向を表明し、三つ巴の選挙戦が濃厚となった。

 また、花蓮県長選をめぐっては、張志明副県長が国民党を離党し、出馬意向を表明。張氏は民進党と連携し、国民党公認候補の杜麗華氏に挑むとの見方が有力だ。株のインサイダー取引にかかわった疑いで公認獲得競争に参加できなかった国民党立法委員の傅崑萁氏も出馬に意欲を見せており、国民党の選挙情勢は相次ぐ離反で予断を許さない状況となってきた。

 このほか、国民党内では候補乱立をけん制するため、県・市長選挙に出馬する立法委員に議員辞職を求める方針が打ち出され、反発を広げている。