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ホテルチェーンの雲朗観光、展開拡大に40億元投入【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年9月30日_記事番号:T00018244

ホテルチェーンの雲朗観光、展開拡大に40億元投入【表】

 
 台湾水泥(台湾セメント)の辜成允董事長一族が昨年経営を引き継いだ、台湾最大のホテルチェーン、雲朗観光(L'Hotel de Chine Group、旧・中信観光開発)は、今後3年間で傘下4ブランドのホテル新設、改装、一部の名称変更に40億台湾元(約111億円)を投じる。30日付経済日報などが報じた。
 
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 雲朗観光の運営する4ブランドは、最高級リゾートホテルの「雲品飯店」、最高級ビジネスホテルの「君品飯店」、高級ビジネスホテルの「翰品酒店」および「兆品飯店」だ。

 これまで「中信飯店」の名称で台湾全土に展開していた10店舗はすべて改装し、今後3~5年で「兆品飯店」に変更する。

 今年12月16日に台北県新荘市の新荘副都心計画区に「翰品酒店」をオープンするほか、来年第1四半期には台北駅北側の交通ターミナル「京站交九」に「君品飯店」を開店する。このほか、台北市のビジネスホテル市場を好感する張安平執行長(CEO)は29日、南港区で「翰品酒店」の出店場所を模索しているほか、信義区にも興味があると意欲を見せた。

 4ブランドがすべて出そろう来年、同社は今年比2割増となる30億元の売上高を目指す。