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消費券商戦ラストスパート、ホテルから量販店までセール


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年9月30日_記事番号:T00018246

消費券商戦ラストスパート、ホテルから量販店までセール

 
 政府が台湾経済の景気浮揚のため今年1月から支給した消費券は、30日使用期限を迎える。行政院経済建設委員会(経建会)の28日付最新統計では、20億700万台湾元(約56億円)分が未使用となっており、ホテルから家電量販店まで各業界が最後の商戦に取り組んでいる。30日付中国時報が伝えた。
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消費券をしまったまま忘れていた人も多いのか、カルフールでは9月、使用者が8月の2~3倍に増えたという(28日=中央社)

 台北国賓大飯店(台北アンバサダー・ホテル)では、消費券を使用すれば1万1,000元の広東料理コースを35%引きの7,200元で提供。また、3,600元分の消費券をホテル内レストラン「明園西餐庁」のディナー券5人分(4,675元相当)などに交換することも可能だ。晶華酒店(グランド・フォルモサ・リージェント)では、上カルビ肉のしゃぶしゃぶが780元から500元に、1,580元のフカヒレコースが999元になる。

 家電量販店でも、大同3Cが、22、37、42インチ液晶テレビの指定機種を1,000~3,000元割引、燦坤3Cが液晶テレビ最大62%引きなど、消費券セールを開催中だ。

 このほか、家楽福(カルフール)は消費券使用期限の最後の3日間は、2,000元の購入で200元の割引券プレゼントを実施している。10月3日の中秋節を控え、売り上げは上々だという。