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ジンテック黒字転換、「最悪の状況脱した」


ニュース その他製造 作成日:2009年9月30日_記事番号:T00018250

ジンテック黒字転換、「最悪の状況脱した」

 
 太陽電池大手、昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)の廖国栄総経理は29日、7月に単月で黒字転換を果たし、8月以降も収益が伸びているとして、「最悪の状況は脱した」との認識を示した。30日付経済日報が伝えた。

 廖総経理は「上半期の大幅赤字からは急速に脱しつつある。在庫日数が上半期の90日から20日に短縮され、在庫圧力から解放された。11月までの出荷を楽観している」と述べた。

 同社は6月中間決算で、最終損失14億3,000万台湾元(約39億8,000万円)、1株当たり純損失6.04元を計上し、太陽電池関連の上場企業では最悪の業績だった。一銀証券は、第3四半期の粗利益率が上半期のマイナス20%からプラス14.55%に改善し、1株当たり純利益は1.64元に達するとみている。

 廖総経理は今年の出荷量が市場全体の流れに反する形で増加し、前年比で60%増を確保できるとの見方を示した。世界シェアも従来の3.4%から5.6%に高まると予測した。