照明最大手、中国電器（チャイナ・エレクトリック・マニュファクチャリング）は29日、発光ダイオード（ＬＥＤ）大手の米クリー社と、技術と市場の共同開発に関する戦略提携を結んだ。中国電器は「クリー」ブランド製品を使用し、年末から北米市場の開拓を進める。30日付経済日報が伝えた。
中国電器は、年初以降の中東や東南アジアを中心とした海外市場向け輸出が既に１億5,000万台湾元（約４億2,000万円）に達した。通年では２億4,000万元、来年はさらなる大幅成長が期待できるもようだ。
中国電器は同日、ＬＥＤ室内照明「クリー・インサイドＬＥＤ」シリーズを発表した。董顕元副総経理は、エコ意識の高まりと不景気でＬＥＤ製品の需要が伸びており、従来型照明からの切り替えが進むと予想し、台湾市場での切り替え需要の50％を狙う考えだ。
