ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

インテルのネットブック、出荷停止で台湾メーカーにも影響


ニュース 電子 作成日:2009年9月30日_記事番号:T00018259

インテルのネットブック、出荷停止で台湾メーカーにも影響

 
 30日付電子時報によると、米インテルが教育現場や小売市場向けに開発した低価格ノートパソコン(ネットブック)、「クラスメイトPC(Classmate PC)」は、これまでポルトガルなど各国政府から受注を獲得していたが、世界経済の景気回復が遅いこと、新興市場でインターネット整備が進まないことから受注の削減・一時停止を受けているとの観測が出ている。生産を受託する広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、精英電脳(ECS)および部品サプライヤーなど台湾メーカーにも影響が懸念される。

 インテルは観測についてノーコメントとしている。

 ただ、台湾のある受託メーカーは「『クラスメイトPC』は、もともと粗利益率が低く量も少ないため、出荷停止は決してマイナスではない」と話し、さらに「受託契約がキャンセルされても当社の利益に大きな影響はない」と懸念を否定した。